メタボリックシンドロームの予防

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積と密接に関わっています。
すなわち、内臓脂肪の量をコントロールすることが、メタボリックシンドローム
の予防につながります。

内臓脂肪は皮下脂肪に比べて、溜まりやすく減りやすいというと特徴があります。 したがって、からだを動かしてエネルギーを消費したり、食べすぎ飲み過ぎを控えて、 からだに過剰なエネルギーが入らないように心掛ければ、体重そのものは それほど減らなくても、内臓脂肪は割と良く減ってきます。

すなわち生活リズム、食生活、運動といった基本的なことを改善していけば
良いということになるのです。

1.生活リズムの確立

まず、健康になるためには体とっていいリズムづくりをしてあげましょう。
以下がいいリズムを作るための主な注意点です。

1)毎日適度な運動をする。ウォーキングや水泳が特にいい。
2)毎日体重と腹囲を測り、記録する
3)睡眠、休養は十分にとる
4)お酒は控える(一日に日本酒一合)
5)禁煙
6)食事は腹八分目
7)規則正しく食事をする(朝食抜きや夜食は×)

2.食生活の改善

食事は我々の身体を健康な状態に維持していく上で、大変重要な要素です。

食事療法という言葉がよく生活習慣病で用いられることからも、糖尿病、高脂血症、
高血圧の予防・治療の基本は常に”食生活”にあります。

もっとも望ましい組み合わせは、主食と一汁三菜それに果物、乳製品、
といわれています。
特に血圧を下げるため、塩分の制限、カリウムを多く含む野菜やリンゴやバナナなど
の果実を適度な量食べることがおすすめです。

よく噛んで、三食規則正しく偏食をしないように心がけましょう。

3.禁煙

タバコは以前より”百害あって一利なし”といわれるように全くと言っていいほど
我々の健康にいい影響を及ぼしません。

タバコは色々な病気の原因となりますがよく知られているのが”肺がん”との関係で、
喫煙によって肺がんになる確率は20倍以上高くなります。

このタバコが血管を傷つけ、動脈硬化を引き起こし、心臓病や脳卒中を引き起こす
原因となってしまいます。

ちなみにタバコの中には主な悪い成分が三つ含まれています。
有名なニコチンの他にタール、一酸化炭素で、これらをあわせてタバコの三大悪成分
と言われています。

禁煙を心がけて健康な生活を送りましょう。

4.アルコール

” アルコールは昔から薬や消毒に用いられており、我々にとって非常に有益なものと考えられます。 しかし、同時にアルコールの摂りすぎにより、直接的に影響を受ける肝臓や胃腸の疾患になる他に カロリーが豊富であるため、高脂血症や糖尿病の原因ともなります。

では、どれくらいの量だと病気にならないのでしょうか?

アルコールの摂取は基本的にはアルコールで20g、すなわち日本酒に換算しますと、
1合ということになります。

これくらいの量ですと、病気にもならず、お酒と上手につきあっていける量と考えられます。 適度な量のお酒で、健康生活を充実させましょう。

5.運動

運動の役割は二つある。ひとつは体脂肪を燃焼させるためのもの。
もう一つは体の基礎代謝を高めるためのものです。

体脂肪を燃焼させるためには有酸素運動が有効です。
種目としては、早歩き、水泳、自転車、エアロビクスなどが
理想的な運動とされています。
(最大運動強度の50%程度が一番いい)
これらの運動を10分以上、できれば20分以上行うことで
脂肪の燃焼がおこるとされています。

基礎代謝とは呼吸運動、心拍活動、体温の維持など人間が生きていく上での
必要且つ最低限の営みにおいて消費されるカロリーのことです。
このとき、カロリーを消費する臓器としては筋肉があるのです。
すなわち筋肉が増えれば基礎代謝量も増え、肥満の防止につながるといえます。

筋肉を増やすための運動としては筋肉トレーニングなどの無酸素運動が有効
とされています。

運動の頻度としては、週に3回〜5回程度必要です。

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