メタボリックシンドロームの概念
メタボリックシンドロームとは、動脈硬化性疾患のハイリスク状態で
肥満、特に、内臓脂肪の蓄積が基本の病態に存在し、そこに遺伝的素因が加わり、 高血圧、糖尿病、高脂血症の三大危険因子を複数合わせ持った状態を指します。
肥満、特に、内臓脂肪の蓄積が基本の病態に存在し、そこに遺伝的素因が加わり、 高血圧、糖尿病、高脂血症の三大危険因子を複数合わせ持った状態を指します。
メタボリックシンドロームにおける高脂血症とは
内臓脂肪蓄積による高脂血症はVLDL合成型亢進型の高脂血症で、
トリグリセライド上昇やHDLコレステロール低下との関連が深い。
そのため、診断基準にはこの二つのみが記載されている。
しかし、コレステロール値が高いだけではメタボリックシンドロームではない
というわけではなく、この場合はたいていIIb型であることが多く、トリグリセライド
の高値を示している。
HDLコレステロールの平均値は女性の方が高いのが一般的であるが、
この基準ではHDLコレステロール値は男女共通の値40mg/dl以下を用いている。
これは、Framingham Studyでは、女性でも40mg/dl未満で心血管疾患の頻度が急激に
増加していることからも妥当と思われる。